韓国人の年齢の数え方「数え年」の意味とは?日本との違いは何?

韓国では、年齢を計算する時「数え年」が、いまでも広く一般に使われています。一方の日本では、「何歳?」と聞かれれば満年齢で答えることが普通ですね。

普段、何気なく受け答えしている年齢ですが、この数え年と満年齢のちがい、じつは軽視できません。同じ生年月日の人でさえ、なんと2歳の差がつくこともあるのです。

今回は、韓国式年齢の数え方の不思議に迫りたいと思います。




韓国式年齢の数え方「数え年」とは?

数え年」とは、出生した時点で1歳として数えられ、以後、新年1月1日を迎えるごとに年を加える数え方です。対する満年齢の場合、出生時は0歳で誕生日を迎えるごとに年をとります。

つまり、数え年と満年齢は2つの点で異なっています。

  • 生まれた時点での年齢 ー 数え年は1歳で満年齢は0歳
  • 歳を取るタイミングー 数え年は正月で満年齢は誕生日

中国から広まったとされる「数え年」の習慣は、日本を含め朝鮮半島、ベトナムなど中国文化の影響を受けた東アジアで長い間使われてきました。

日本でも年祝いや厄払いなど一部地域や神社によっては、数え年で祈祷する場所もあります。しかし現在では、ほぼ唯一韓国だけが、数え年を広く使っている国になっています。

生まれた時点で1歳である理由は、この世に生まれてきた1年目という解釈のほか、母親の胎内にいた時期も年齢にふくめるという説もあるそうです。

なお、韓国でも公文書を扱う場合は、満年齢が使われています。

満年齢から数え年の数え方

数え年=

  1. 誕生日後のばあいは 「満年齢+1歳」
  2. 誕生日前であれば 「満年齢+2歳」

ここでは、満年齢から数え年を算出する簡単なやり方を示します。誕生日と満年齢を基準にして算出します。

たとえば、今年(2021年4月)成人を迎えた人がいます。満年齢は20歳、すでに誕生日を迎えているので①に当てはめて、数え年では21歳(満年齢+1歳)になります。

では、今は誕生日前なので19歳だけれども、今年の誕生日で成人になる人はどうなのでしょうか?②の計算で数え年では、21歳(満年齢+2歳)となります。

このように、数え年では、満年齢より1歳、または2歳、年が大きくなります。年齢が少なくなるのでれば、簡単な若返りとして「数え年」で数えてみたくなりますが、多くなるのはあまりうれしいことではないですね(笑)。

参考までに、世界的な人気を誇る韓国のヒップホップグループ「BTS(防弾少年団)のテテ(キム・テヒョン)」は、1995年12月30日生まれ。2021年4月の時点で満年齢25歳ですが、数え年では27歳(誕生日前なので満年齢+2歳)になります。

また、テテは年末生まれのため、1996年1月1日のお正月には、生後数日で「数え年2歳」になっていたことになります。

韓国語で年齢の聞き方

韓国では上下関係が重視されています。年下は年長者に対して、敬語表現を用いるのが一般的とされます。それゆえに韓国人は、相手の年を確認したがるのです。

何歳ですか?

몇살이에요? ミョッ サリエヨ

おいくつですか?

나이가어떻게되세요? ナイガ オットッケ トゥセヨ

何年生まれですか?

몇년생이에요? ミョッ ニョンセンイエヨ

数え年の習慣を知らない外国人にとっては、何年生まれかを基準にしたほうが、相手の年齢をより正確に把握できますね。

数え年のまとめ

韓国式の年齢の数え方を知っていれば、韓国人とのコミュニケーションがよりスムーズにいきます。

年齢を聞いてオッパやヒョン(兄)、オンニやヌナ(姉)だと思っていたのに年下だった…なんて笑い話ですめばいいですが、フォーマルな場合だったらそうもいきませんよね。

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