旅行者目線で宿泊費・交通費・食費・サービスなどこの国の物価はこんな感じだよ、ということをテーマにお伝えしている「各国の物価コーナー」。
今回はインドネシアの首都・ジャカルタの物価水準をレポートしてみたいと思います。調査対象はコンビニエンスストアーの飲料と食品。
2019年9月にジャカルタの日系コンビニエンスストアー「ファミリーマート」で何が、どのくらいワンコイン(500円)で買えるのか探ってみました!
Contents
インドネシア・ジャカルタのコンビニエンスストアー
まずはインドネシアのコンビニエンスストアー事情をちょっとご紹介しますね。
ジャカルタで頻繁に見かけるコンビニは「インドマレット」と「アルファマート」という大手ローカルチェーン店。日本に例えるなら「セブンイレブン」と「ファミリーマート」あるいは「ローソン」とのライバル関係と言ったところでしょうか。
一方で日系のコンビニはあまり見かけません。さらに意外なのはファミリーマートやローソンはあるのに、業界の雄「セブンイレブン」をまったく見かけないこと。
実はそれもそのはず…。日系コンビニは軒並み苦戦を強いられ、ローソンは事業の見直し、規模の縮小。セブンイレブンに至っては、残念ながら2017年に採算悪化を理由に全店閉店に追い込まれたそうです。商売って本当に難しいですね…。
インドマレット(Indomaret)
「インドマレット」は、インドネシア地場のコンビニエンスストアー。この業界におけるパイオニアでもあり、インドネシア各地で最多の店舗数を展開するチェーン店です。
東南アジア最大級の財閥サリムグループ(Salim Group)傘下。
アルファマート(Alfamart)
業界第2位の「アルファマート」もインドネシア地場のコンビニエンスストアーです。フィリピン・マニラでも店舗をみかけますね。
インドマレットやアルファマートの利点は、日系のコンビニに比べて定番商品の値段が安いことが挙げられます。さらにプロモーション価格やプライベートブランドも充実、便利さの上に安さも実現しています。
ファミリーマートなど
日系のコンビニでは「ファミリーマート」や「ローソン」があります。また「サークルK」も見かけました。
ワンコイン(500円)で何が買えるの?
買い物をした店舗は、南ジャカルタの「ブロックM」にあるファミリーマートです。
ブロックM
ブロックMは、ブロックMスクエア(Blok M Square)というショッピングモールを中心に広がる商業エリア。
ブロックMスクエアから2019年に開通したジャカルタ都市高速鉄道(MRT)のブロックM駅、ブロックMプラザ(Blok M Plaza)までのエリアには、日本料理店や居酒屋、カラオケバーなど日本人御用達の店が集まっていることでも知られています。
通称「リトル・東京」とも呼ばれ、旅行者に加え日本企業の駐在員などジャカルタ在住の日本人も多く立ち寄るエリアです。
購入した商品
私がルピアのキャッシングをした日(2019年9月19日)の交換レートは、1ルピアが0.0077円。日本円の500円は、およそ64,935ルピアになる計算です。
上の写真は、日本円約500円で買い物した商品。商品の内訳は、
- カップラーメン ×2
- パン ×2
- お菓子 ×3
- ジュース ×2
- デザート ×2
の合計11点を購入しました。
夜食4個
- カップラーメン(Sedaap)4,500ルピア(約35円)
- カップラーメン(POP MIE)4,600ルピア(約35円)
- パン ふんわり(バナナ)5,000ルピア(約39円)
- パン ふんわり(ピーナッツチョコ)5,000ルピア(約39円)
まずは夜食、そして間食用として定番のカップラーメンを購入。1つ35円はお買い得感があります。
MY ROTIのふんわりパンは、日本のヤマザキ「ランチパック」に似た感じでした。
お菓子
- ドリトリス ナチョチーズ 11,400ルピア(約88円)
- クリスビー 6,200ルピア(約48円)
- OZLO ピーナッツバタークッキー 9,300ルピア(約72円)
ドリトスは160gの大袋!満足感がありました。
飲料
- GOLDA コーヒー 3,000ルピア(約23円)
- VIT Levite レモンージュース 5,000ルピア(約39円)
コーヒーなどの飲料もお値打ち感があります。
デザート
- グリコ アイスクリーム 5,000ルピア(約39円)
- マンゴープリン 5,000ルピア(約39円)
最近は東南アジアでよくグリコのアイスクリームを見つけては食べています。値段は安いですが、味は日本と同じですよ!
合計金額は64,000ルピア(約493円)
今回の買い物で使った合計金額は64,000ルピア、日本円にして約493円になります。日本のコンビニと比較した場合、インドネシアのほうが相当安く感じます。商品自体もしっかりしたものが多く、コストパフォーマンスは大ですね!
参考までにもう一枚、2019年の年初にコンビニで500円分買った商品の写真を載せておきます。
最後に
「ワンコイン(500円)で買い物 インドネシア・ジャカルタのコンビニエンスストアー編」はいかがだったでしょうか?インドネシアのコンビニで500円は、かなり使い道がありますよ!
2018年のジャカルタ空港鉄道に続き、2019年4月には待望のジャカルタ都市高速鉄道(MRT)南北線が開通し、ジャカルタ市内やブロックM周辺へはより快適にアクセスできるようになっています!
コメントを残す