諸外国の物価を旅行者目線でレポートしている「各国の物価コーナー」。
今回は発展著しい東南アジア・ベトナムの物価水準に焦点を当ててみたいと思います。ベトナムは物価が安いイメージがありますが、日本と比べて実際にはどんな感じなのでしょうか?
ベトナムの旅行先といえば北部のハノイか南部のホーチミンが人気ですね。最近では両都市の中間に位置する中部のビーチリゾート都市・ダナンも脚光を浴びつつあります。
「こんにちは!アジア」では、2019年3月にダナン、6月にホーチミンのコンビニエンスストアーで何が、どのくらいワンコイン(500円)で買えるのか探ってみました!
Contents
ベトナムのコンビニエンスストアー
ホーチミンのコンビニエンスストアー
ベトナム最大の商業都市・ホーチミンには、日系を含め名だたるコンビニエンスストアーが進出しています。
ビンマート+(Vinmart+)
業界トップに君臨する「ビンマート+(Vinmart+)」は、ベトナム全土に1,000店舗以上を展開するローカルのコンビニエンスストアー。ベトナムの複合企業であるビングループ(Vingroup)傘下です。
ビングループの小売部門は、スーパーマーケット「ビンマート(Vinmart)」やショッピングセンター「ビンコムセンター(Vincom Center)、ビンコムプラザ(Vincom Plaza)」なども手掛けています。
サークルK
サークルKもホーチミンではよく見かけるコンビニエンスストアーです。
ミニストップ
こちらは日系のミニストップ。弁当やおにぎり、サンドイッチ、アニメのキャラクターを採用したアイテムなど日本のスタイルが色濃く出た商品構成が印象的でした。
日系のコンビニはミニストップのほかにファミリーマート、セブンイレブンがホーチミンに出店しています。
GS25
韓国の大手コンビニ「GS25 」も出店していました。印象的だったのは吹き抜け奥の店舗2階に立派なイートイン専用のスペースがに設けられていたことです。
韓国の物価~ワンコインで買い物、食料品や飲料は何が買える?【2019年 コンビニエンスストア】
ベトナム・ダナンののコンビニエンスストアー
ダナンに多いコンビニは地場系コンビニ「ビンマート+(Vinmart+)」。ハン川やミーケビーチ沿いの観光エリアでは、韓国系と思われるミニショップを多く見かけました。
ベトナム・ハノイのコンビニエンスストアー
ハノイでは「ビンマート+(Vinmart+)」に加えて「サークルK」も目にする機会が多くありました。
ワンコイン(500円)で何が買えるの?
ここからはメインの物価の話題に!
2019年中部の都市・ダナンの「ビンマート+(Vinmart+)」、そして南部・ホーチミンの「GS25 」で日本円に換算して約500円を予算に買い物しました。
ダナンのビンマート+で購入した商品
まずはダナンの「ビンマート+」で2019年5月に買い物した商品群です。
為替レートは1ベトナム・ドンが0.0047円。日本円の500円は約106,393ドンになります。商品の内訳は、
- カップラーメン × 3
- 飲料 × 3
- インスタントコーヒー
- お菓子類 × 4
の合計11点を購入しました。
カップラーメン
- カップラーメン 65g(ACECOOK MODERN 肉味)6,500ドン(約36円)×2
- カップラーメン 65g(ACECOOK MODERN トムヤム風)6,800ドン(約32円)
「エースコック・ベトナム」とは?
エースコック株式会社(大阪)のベトナム現地法人。現地即席めんのシェアは50%以上。
1995年にインスタントラーメンの製造・販売を開始。2000年当時に1,000ドンで売り出した袋めん「ハオハオ(Hao Hao)」が大ヒットし人気No.1商品に。現在ではベトナム7拠点に11工場が稼働している即席めんのリーディングカンパニー。
飲料
- ミネラルウォーター 1.5L 9,000ドン(約42円)×2
- ペプシコーラ 390ml 7,000ドン(約33円)
インスタントコーヒー
- ネスカフェインスタントコーヒー 15×2g 21,900ドン(約103円)
お菓子類
- AFC クラッカー ウィート 14,600ドン (約69円)
- AFC クラッカー ベジタブル 14,600ドン(約69円)
- Oishi スナック(crab me)42g 5,000ドン(約24円)
- Oishi スナック(tom cay) 42g 5,200ドン(約24円)
「Oishi」とは?
Oishi(英語:Liwayway Holdings Company Limited 中国語:上好佳)はフィリピン メトロ・マニラのパサイ市に本拠地をおく多国籍菓子・飲料メーカー。
上好佳は中国で「中国馳名商標(中国で知名度の高いブランドに与えられる商標)」に選ばれています。
フィリピン・マニラの物価~ワンコインで何が買える?【2019年 コンビニエンスストア】
合計金額は106,100ドン(約499円)
ダナン「ビンマート+」の買い物で使った合計金額は106,100ドン、日本円にして約499円になります。
日本のコンビニと比較した場合、やはりベトナムの物価は安いですね!たまたまかもしれませんが、今回購入した商品は外資系メーカーばかりになってしまいました…(苦笑)。
ホーチミンのGS25で購入した商品
こちらは2019年の5月にホーチミンの「GS25」で購入した商品です。為替レートは1ベトナム・ドンが0.0047円。日本円の500円は約106,393ドンになります。商品の内訳は、
- ミネラルウォーター
- カップラーメン × 2
- フルーツ × 2
- インスタントコーヒー
- ビスケット
の合計7点を購入しました。
飲料
- ミネラルウォーター 1.5L 11,000ドン(約52円)
カップラーメン
- カップラーメン 65g(ACECOOK MODERN 肉味)8,000ドン(約38円)
- カップラーメン 66g(ACECOOK CAYKAY)10,000ドン(約47円)
フルーツ
- MEKO STAR マンゴー 275g 24,000ドン(約113円)
- ドール バナナ 8,000ドン(38円)×2
嗜好品
- ネスカフェインスタントコーヒー 15×2g 24,000ドン(約113円)
- ユニバーサル・ロビーナ JACK ‘N JILL Magic 108g 12,000ドン(約56円)
ユニバーサル・ロビーナ・コーポレーション(Universal Robina Corporation)は、フィリピン財閥「JGサミット・ホールディングス」の中核を担う大手食品・菓子メーカー。東南アジア各地(フィリピン・ベトナム・タイ・インドネシア・マレーシアなど)で多国籍にビジネスを展開。
「JACK ‘N JILL」はそのメガブランドの一つです。私もよく買います!
フィリピン・マニラの物価~ワンコインで何が買える?【2019年 コンビニエンスストア】
合計金額は105,000ドン(約494円)
ホーチミン「GS25」の買い物で使った合計金額は105,000ドン、日本円にして約494円になります。
同一商品(ネスカフェインスタントコーヒーとエースコックカップラーメン)をダナンの「ビンマート+」でも購入しているのですが、「ビンマート+」のほうが他のコンビニより価格は安いですね。
なお商品の値段には10%の付加価値税(VAT)が内税として含まれています。
ベトナムコーヒー
今回はネスカフェのコーヒーを購入しましたが、ベトナムのコーヒーもとても美味しいですよ!おみやげにもぴったりです。
ベトナムの物価
「ワンコイン(500円)で買い物 ベトナムのコンビニエンスストアー編」はいかがだったでしょうか?
東南アジアの中でも特にベトナムは宿泊費・交通費・食費・サービスのどれをとってもコストパフォーマンスに優れていると思います。
さらに言えば、ホーチミンはハノイより物価が安く、ダナンやフエなどの中部の街はさらに安い気がしました。
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